丹沢山 トップへ戻る
一語一座=高速夜行バス利用の2泊2日の山旅+東京見物をしてきました。首都圏の皆さんにはなじみの山。登山道はよく整備されていて、人であふれていました。しかし、塔の岳から先の尾根道縦走に挑む人はぐっと減って静かな山歩きとなりました。奥の深い山で、山小屋の数もに多いが、危険な所や迷いやすい所もあり、遭難者も結構いるようです。
7月17日〜18日 17年('05) 登山 丹沢山 縦走 単独行
別コース案(車中1泊日帰り/格安案)
小田急秦野駅〜バス〜ヤビツ峠〜(4h)〜塔の岳〜(1h)〜丹沢山頂・戻り〜(1h)〜塔の岳〜(3h)〜大倉〜バス〜JR渋沢
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<旅の思い出>
○大きな昆虫網をもった中学生くらいの少年が塔の岳の方から下り来た。すれちがいざま、突然声を掛けられた。「オオクワはこっちですか?」と。「ええ?」耳を疑った。私が趣味でオオクワガタのブリーディングをしていることを知っているのかと一瞬思った。
昆虫網を担いだ珍しい「出で立ち」なので、蝶をねらっているんだろうなどと想像しながら、昆虫と言えば、「オオクワガタ」をイメージし、親しみを感じていた私は、図らずも、少年の言葉を「オオクワ」と聞き違えてしまったのだ。
少年の聞いたのは「大倉」でした。
アドバイス
水場は少ないが、山小屋が多いから水はそうたくさん持たないで良い。しかし、塔の岳より北へ縦走を目指す場合は、山小屋が休みの時もあるかもしれないので要注意だ。
写真は下の地図の番号に合わせてあります。「大」は大きくしてご覧ください。
| 1 登山口のバスステーション | 2 塔ノ岳まで6.4kmの標識 | 3 大倉の集落を見下ろす | 4 大倉尾根 |
| 5 大倉尾根(通称バカ尾根) | 6 大倉尾根 | 7 花立の名物カキ氷¥400 | 8 塔の岳への尾根道 |
| 9 アサキマダラと? | 10 塔の岳山頂、皆何見てる?答 | 11 何の花 大 | 12 何の花?調べ中 |

| 15 丹沢山頂の蜩セミ 大 |
| 14 丹沢への尾根道快適・大 |
| 13 12の花びらの拡大写真 |
<旅の思い出>
○「蛭が岳小屋」の犬は、「ウイズ」というのだそうだが、登山者が来ると必ず吠える。吠えて管理人に来客を知らせているわけだが、吠えられた方は不審者と思われたようで、嫌な気持ちになる。
しかし、この犬は、その後が面白い。登山者が一度小屋に入ると、もう絶対吠えない。尻尾を振って愛想のよいことこの上ない。だが、小屋に寄らない登山者は吠えられたままということになる。
思うに、一般の街で飼われている犬の場合にも言えることだが、どうせなら、吠えたあと、「ようこそ、おいでなさい。」の意味で鐘でも鳴らすようしつけたら良さそうなものをと思った。あるいは、エンドレステープの「いらっしゃいませ」を吹き込んでおいて、そのスイッチを押させたら良さそうなものをと思った。
この山小屋は村営で、管理人の方はほぼ1週間交代で勤めておられるとのことである。山小屋の一人住まいも、ウイッズ1頭で随分慰められている様子だった。「花立山荘」では白黒のネコがお行儀の良くちょこねんと座っていた。
| 1 富士山遠望 大 | 2 蛭が岳(中央)遠望 | 3 蛭が岳山頂から富士山・大 | 1 蛭が岳直下(1500m程度) |
| 2 静かな下山道 | 3 2kmの程の緩やかな下山道 | 4 姫次から蛭が岳遠望 | 5 ヤマホタルフクロ・赤紫 |

<旅の思い出>
○山では、ともかく話し掛けた方が良い。声を掛けついでに、あるいは掛けられついでに、登山者は相手にとって大切と思われる選りすぐりの最高の情報を伝えてくれるからだ。そして、今回は、それにおまけがついた。
ほぼ下山も終えようとしたところで出会った槙島さん母子(娘)さんとちょっと声を交わした。「こんにちは。これから頂上まで行かれるんですか。」「その辺までなんです。登り口が見つからずに、あっちこっち走り回っていたら、登るのが遅くなっってしまったんですよ。」など。
そうしたら、それが縁で、青根の集落近くから槙島さんの車に相原駅まで便乗させていただくことになった。この青根コースは下山口からのバスの便が悪く、朝7時35分と夕方3時20分の2便しかないので、タクシーで三ケ木まで行き、そこからバスに乗り換えて帰るしかなかったのでほんと助かった。
槙島様、('−'*)アリガト♪ウございました。あの時、なーんにもお礼しないで別れてしまいました。心よりお礼申し上げます。

| 6 姫次から富士山遠望・大 | 7 八丁の頭からの急峻な道 |
| 8 下山口(600m) | 9 舗装道路が続く林道 |
| 10 相原まで送ってくださった慎島様・大 |
<旅の思い出>
○相原駅まで槙島様に送っていただいたおかげもあって、池袋には12時に前に着いた。発車時刻は3時である。有り余る時間がある。それで、池袋東口からも乗車できるのだが、サンシャインシテイのバス乗り場まで、丹沢と同じ登山姿で歩いた。こんな格好の人は俺だけだあと思いながらも、歩き通した。それほど、奇異の目で見られてもいないように感じた。都会は人は大勢居るが、居て居ないような存在だ。「みんな何をしようがどんな格好をしていようが、カラスの勝手でしょう。」という雰囲気がある。ある意味,丹沢の山の中の自分のようなもの。
○乗り場前のホテルのビル4階は飲食街になっていた。どのお店も行列が出来ている込みようだった。食事の後、1階の噴水の上がる広場でボーっと30分ほど時間をつぶした。その間に、車椅子の方が4台も通りすぎた。車椅子での通行が普通になっているのが嬉しかった。バリアフリーの成熟した社会では、こういう風景が普通のことなんだと日本が誇らしく思えた。
○次に、乗り場前のホテルの隣の公園で、バスを待ちながら、1時間ほどボーとして過ごした。周りには私と同じ雰囲気の方が5,6人あっちこっちのベンチに腰掛けている。隣にも居る。みんな、ホームレスの人たちだ。日差しはちょっと暑いが、木陰はいたって心地よい。こんな情景をどこかで見たような気がした。ネコたちが昼寝を楽しんでいる情景と同じである。隣の方も何にもしゃべらない。邪魔だとも思っていないようなので安心だ。でも、つい「こちらにおすまいですか?」と聞こうとしてしまった。
○リュックから、酒のつまみに持って行ったピーナッツを出して、目の前のハトにくれてやった。あんなに堅いやつでも一気にパクリと美味しそうに食べてしまう。食べっぷりが面白いので、細かに潰してか撒いてみたりした。そうこうしているとどんどん増えて20羽近くにもなってしまった。でも、隣のベンチのおっさんは何も言わない。何かいい感じだなあ。「ホームレス」という言葉には切なさや悲哀めいたものがあるが、今日のホームレスはいたって幸せそうだ。なーんにもしない。
| 11 プリンスホテル前のP | 12 プリンスホテル前の公園 |